笑い般若

勝どき一丁目　スキンタッチ会会員

院長のくみこです。

北斎の百物語の版画のひとつ、笑ひはんにゃです。

今回の図は般若が赤子の生首を掲げて自慢気にニタニタしてます。

一応くみこ院長小児治療、スキンタッチ会会員でもあります。先日も治療よりもスキンタッチを家で続けてくださいねとスキンタッチの方法をお伝えしたばかりです。

もともとは謡曲の中に出てくる嫉妬に狂う鬼女の面を般若と呼ぶようになったそうで、憤怒、嫉妬、苦悩を表しているとのことです。

この図の原案となる題材はわからないそうですが、鬼子母神とする説があるそうです。鬼子母神は幼児を喰らう悪女が仏に自分の子供を隠されてそこで子供を失う悲しみやつらさを体感し心を入れ替え仏教に帰依したと言われています。

図からは北斎らしいコミカルさも伝わってきますがどちらにしても女性は怒ると怖いということでしょうか。

先日旦那の知り合いの６０歳をすぎたおじさまに会ってすぐに「嫁さんってきついよね」って話をされたのなんでだろうなあと考えちゃうくみこ院長でした。